その後のその後１：レオン

拍手たくさんありがとうございます！
完結したので、各キャラ語りなるものをすなりです。


最終話までのネタバレを含みます、
絵も出ます、
あと結構赤裸々ですのでご注意ください。

＊レオン編

レオン（赤ソド）・♂・21～24くらいの設定
バックグラウンド等：主人公。元傭兵で、傭兵隊が全滅したのち祖父の昔話を思い出してエトリアへ。
　実はエトリアの場所を知らなかったため、辿り着くまで一年くらいかかっている。

性格等：無神経を通り過ぎた無神経。他人に興味がないというより、他人に関わられたくない。
　本来は生まれもった鋭い感覚から人の機微に敏感だったため、感じ取れるそれ以上深く人間関係に関わらないようにしていたが、それを失い周りの考えや想いに感覚以外で触れるようになって、はじめて他人を理解できるようになり、少しずつ心を開きはじめる。
　年上の女に苦手意識、女の子はセクシーよりキュートのが好きです。

その後のその後：執政院の眼鏡の差金で、冒険者のふりをしながらエトリア周辺国を回る諜報員をやっており、エトリアには数週間から数ヶ月単位で帰りません。黒めの仕事内容や過去の所業からキタザキ先生には毛嫌いされており、なかなか落ち着かない。
　そのうち彼女と他の誰かの婚約話が出たり、それに抵抗した彼女の「エトリアから連れ出して」発言を（いろいろと）強引に丸め込んだ(エトリアのために働く理由がなくなるから)結果かえってエトリアに帰りづらくなったり、数ヶ月経って帰ってきたら彼女が子供産んでてひっくり返ったり、後でその子が自分の子供と判明しても一度ひっくり返ったりする裏オチがあったりなかったりする。

雑感：主人公として定義するにあたり、元々あまり成長しないキャラとしてぼんやりした性格付けしかしてなかったんですが、おかげで人生二度目の全滅で放心気味になってるという後付け設定が出来ました。三度目はないようにと、迷宮は勿論ギルド外部からの圧力・内部分裂などを防ぐため、裏でいろいろ汚いこともやっていたという設定。このあたりは本筋には関係ないのでいつかどこかで補完できたらいいね。
　クッククローのキャラクターは、彼を中心としてロールを振り分けた人間関係を構築するようにできています。彼自身は過去の経緯から主人公でありながらメンタル最強キャラなので、終盤「転」に入るにあたり彼の心をどう折るかに苦労しましたね。
　あとは一番生存を危ぶまれる声が多かったです。が、作品のテーマの最後が「世界樹を去るまで」なので殺す気は実は全くありませんでした。しかし死に様予想みたいなの結構いっぱいいただいたので、次回以降には生かそうと思います←
　アリルとのＣＰは最初から決めてましたが、こいつらどうくっつくんだろう？と当初はかなり先行き不透明でした。まあ勝手に仲良くなってったので良かったです。お幸せに。